ムカデに噛まれたら病院に行くべき?受診の目安・何科へ・病院でできる治療を解説

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ムカデ
噛まれた・刺された
病院・応急処置

ムカデに噛まれたら病院に行くべき?
受診が必要な症状・何科に行く・病院でやってもらえること

全身症状
即救急へ

皮膚科へ
局所症状のみ

お湯処置
まず応急処置

2度目注意
必ず受診を

ムカデに噛まれたとき「これは病院に行くべき?それとも市販薬で様子を見ていい?」と迷う方は多いはずです。多くのケースは市販薬と応急処置で対応できますが、症状によっては命に関わるアナフィラキシーに進展する可能性があります。この記事では「病院に行くべき症状の見極め方」から受診科・病院でできる治療まで詳しく解説します。

目次

「病院に行くべき」かどうかの判断基準

まず、ムカデに噛まれた後の症状を「局所症状」と「全身症状」に分けて確認してください。

症状の種類 具体的な症状 対応
局所症状のみ 噛まれた部位の痛み・腫れ・赤み・かゆみ 市販薬で様子見
(改善しなければ皮膚科)
全身症状あり じんましん・顔の腫れ・呼吸困難・動悸・めまい・嘔吐 即救急へ

必ず病院に行くべき「7つのケース」

以下のいずれかに当てはまる場合は、症状の重さに関わらず医療機関を受診してください。

  1. 全身のじんましん・かゆみが広がっている
  2. 顔・唇・喉が腫れている・飲み込みにくい
  3. 呼吸が苦しい・喉が締め付けられる感じがある
  4. 動悸・血圧低下・意識の遠のきがある
  5. 嘔吐・激しい腹痛がある
  6. 2度目のムカデ刺傷である(アレルギー反応が強く出やすい)
  7. 子ども・高齢者・アレルギー体質の方が噛まれた
アナフィラキシーは発症から数分で悪化することがある

全身症状が出始めたら躊躇せずに119番してください。「少し様子を見よう」と待っている間に急速に悪化するケースがあります。特に以前にムカデやハチに刺されたことがある方は、2度目の刺傷でアナフィラキシーが起きるリスクが大幅に高まります。

何科を受診すればいい?

状況 受診先
局所症状のみ(痛み・腫れ・かゆみ) 皮膚科
全身症状あり・呼吸困難・意識障害 救急外来(119番)
夜間・休日で皮膚科が開いていない 内科・救急外来
患部が膿んでいる・発熱がある 皮膚科・内科

病院に行く前にやるべき応急処置

受診するまでの間に以下の応急処置を行っておくと、症状の悪化を防げます。

正しい応急処置の手順

  1. 流水で1〜2分間よく洗い流す——毒液を外に押し流すイメージで
  2. 43〜46℃のお湯に10〜15分浸ける——ムカデの毒は熱に弱いため痛みが和らぐ(熱すぎると皮膚を傷めるので注意)
  3. ステロイド外用薬(ムヒアルファEXなど)を薄く塗る
  4. 安静にして体の変化を観察する——15〜30分は症状を観察

絶対にやってはいけないこと

  • 口で毒を吸い出す——感染リスクがあり効果もない
  • 患部を強くつぶす・絞り出す——毒が周囲に広がる
  • 消毒液(イソジンなど)を直接かける——傷を悪化させる可能性がある
  • 掻いてかき壊す——二次感染リスクが上がる

病院ではどんな治療が受けられる?

ムカデ刺傷で受診した場合、症状に応じて以下の治療が行われます。

局所症状への治療

  • 抗ヒスタミン薬(内服)——かゆみ・アレルギー反応を抑える
  • ステロイド内服薬または注射——炎症を抑える
  • ステロイド外用薬(処方薬)——市販薬より効果が高い

二次感染(膿んでいる)への治療

  • 抗生剤(内服または外用)——細菌感染を治療
  • 患部の洗浄・処置

アナフィラキシーへの緊急対応

  • アドレナリン(エピネフリン)注射——最優先の治療
  • 点滴・酸素投与
  • 経過観察(数時間〜入院になるケースも)
受診時に伝えると診察がスムーズになる情報

  • 噛まれた日時と場所(屋外・室内・寝具の中)
  • 噛んだムカデの大きさ・色(確認できた場合)
  • 現在の症状と発症からの経過時間
  • 過去にムカデ・ハチなどに刺されたことがあるか
  • 現在服用中の薬・アレルギーの有無

症状別まとめ:どう対応するか

症状 対応
刺傷部位の痛み・腫れのみ 応急処置→市販薬→様子見(2〜3日で改善しなければ皮膚科)
1週間以上症状が続く・悪化する 皮膚科を受診
患部が膿んでいる・発熱がある 皮膚科・内科を受診(抗生剤が必要)
全身のじんましん・呼吸困難など 即119番・救急外来へ
2度目の刺傷・子ども・高齢者 症状が軽くても皮膚科・内科を受診

ムカデに繰り返し噛まれないために

噛まれた後の対処も大切ですが、再発を防ぐことも重要です。ムカデは湿気の多い場所に潜み、夜間に活動して寝具や衣類の中に入り込むことがあります。以下の対策が有効です。

  • 就寝前に寝具を確認する習慣をつける
  • 床に置いた衣類や靴は履く前に確認する
  • 床下・玄関まわりに忌避スプレーを散布する
  • 室内の湿気を減らす(除湿・換気)
  • 段ボール・枯れ葉など湿った素材を室内に放置しない

家の中でムカデが繰り返し出る場合は、侵入経路の特定と封鎖が根本対策です。自力での対応に限界を感じたら専門業者への相談も検討してください。

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よくある質問

Q. ムカデに噛まれたら病院に行くべき?

局所症状(痛み・腫れ)のみなら市販薬で様子を見ることができますが、全身のじんましん・呼吸困難・動悸・顔の腫れなどの全身症状が出たらすぐに救急受診が必要です。2度目の噛まれ方・子ども・高齢者の場合も病院を受診することをおすすめします。

Q. ムカデに噛まれた場合に受診する科はどこ?

局所症状のみなら皮膚科、全身症状がある場合は救急外来へ。夜間・休日は内科・救急外来でも対応してもらえます。

Q. ムカデに噛まれた直後にやるべき応急処置は?

流水で洗い流す→43〜46℃のお湯に10〜15分浸ける→ステロイド外用薬を塗る→安静に様子を観察する。口で吸い出す・強く押しつぶす行為は厳禁です。

Q. 病院ではどんな治療が受けられる?

抗ヒスタミン薬・ステロイドの内服や処方外用薬による治療が受けられます。膿んでいる場合は抗生剤も処方されます。アナフィラキシーが疑われる場合はアドレナリン注射・点滴による緊急対応が行われます。

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