家の中でアシダカグモを見かけた!駆除すべき?それとも放置でOK?正しい対処法を解説

家の中でアシダカグモを見かけた!駆除すべき?それとも放置でOK?正しい対処法を解説

突然現れた大きなクモに驚いた方へ。アシダカグモの正体・危険性の有無・見かけたときの対処法・追い出し方・ゴキブリとの関係までまとめて解説します。

結論:アシダカグモは基本的に放置でOK
人への危険はほぼなく、ゴキブリやゴキブリの卵を食べてくれる「益虫」です。ただし、見た目が怖い・どうしても同居できないという場合は外に逃がす方法があります。
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目次

アシダカグモとはどんなクモ?

アシダカグモ(学名:Heteropoda venatoria)は日本最大級のクモで、足を広げると10〜13cm程度になることもあります。南方系の種ですが、現在は本州から九州まで広く分布しています。

特徴詳細
体の大きさ体長2〜3cm・足を広げると10cm超になることも
灰褐色〜茶色で、体に細かい毛がある
作らない(徘徊型のクモ)
動き素早く壁・天井を自在に移動する
別名「アシダカ軍曹」(ゴキブリ駆除能力から)
活動時間主に夜間

アシダカグモは危険?人に害はある?

噛むことはほぼない

アシダカグモは非常に臆病な性格で、人間に近づくことを避けます。無理に触ったり追い詰めたりしない限り、噛まれることはほぼありません。万一噛まれても毒性は極めて弱く、軽い痛みと赤みが出る程度で医療機関への緊急受診は不要なケースがほとんどです。

毒グモではない

セアカゴケグモやクロゴケグモなどの毒グモと混同される場合がありますが、アシダカグモは全く別の種類で人体への危険性はほぼありません。外見が似ているからといって毒グモと判断しないよう注意してください。

アシダカグモがいる家≠不潔とは限らない
「アシダカグモが出た=汚い家」ではありません。エサを求めて外から侵入するため、きれいに掃除している家にも現れます。ただし「ゴキブリなどの害虫がいるサイン」である可能性は高いです。

アシダカグモがゴキブリ退治に役立つ理由

アシダカグモは「ゴキブリハンター」として知られています。

  • 1匹のアシダカグモが1か月に数十匹ものゴキブリを食べるといわれている
  • ゴキブリの卵(卵鞘)も食べる
  • 動きが素早く、狭い隙間に逃げ込んだゴキブリも追いかける
  • クモの巣を張らないため、部屋を汚さない

アシダカグモが家にいる間、ゴキブリが減っていくケースは多く報告されています。「アシダカ軍曹」と呼ばれるのはこのためです。

見かけたときの対処法:3つの選択肢

選択肢① そのまま放置する(最もおすすめ)

危険はないので、そのまま共存するのが最も合理的です。アシダカグモは家の中のゴキブリやその他の害虫を食べてくれます。ゴキブリがいなくなると自然に家から出ていくことも多いです。

選択肢② 外に逃がす

どうしても同居できない場合は、外に逃がしましょう。殺さずに済む最善の方法です。

  1. 大きめのコップや容器をクモにかぶせる
  2. 下から厚紙や段ボールを差し込んでふたをする
  3. そのまま外へ持っていき、草むらや庭に放す

素手では触れず、軍手や厚手のゴム手袋を使うと安心です。

選択肢③ 殺虫スプレーを使う

どうしても殺したい場合はピレスロイド系の殺虫スプレーが効果的ですが、益虫を駆除することになるためあまりおすすめしません。また死骸は必ず片付けてください。

殺虫剤を使うデメリット:アシダカグモを駆除してしまうと、ゴキブリなどの害虫が増える可能性があります。

アシダカグモが家に入ってきた原因と侵入防止

アシダカグモが家の中に現れる主な原因は「エサ(ゴキブリ・小昆虫)を追って侵入した」ことです。根本的な解決は害虫対策です。

侵入経路をふさぐ

  • 網戸の破れや隙間を補修する
  • 玄関や窓の隙間をパッキンやすき間テープで塞ぐ
  • エアコンのドレンホースに防虫キャップをつける
  • 床下・換気口に金属メッシュを設置する

エサになる害虫を減らす

  • ゴキブリ対策(毒エサ・ホウ酸団子・ゴキブリ用粘着トラップ)
  • 生ゴミを密閉して出す
  • 食べ物をしまいこんでエサになるものを減らす
  • 水回りの湿気対策(害虫が好む環境を排除)

ゴキブリなど害虫の根本的な駆除はプロにお任せください。

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アシダカグモとよく似たクモの見分け方

種類大きさ特徴危険性
アシダカグモ足10cm超灰褐色・巣なし・素早いほぼなし
セアカゴケグモ体長1cm程度赤い斑点・動きが遅い要注意(毒あり)
クロゴケグモ体長1〜1.5cm全身黒・腹に砂時計模様要注意(毒あり)
イエグモ足5cm程度隅にいる・巣を張るほぼなし

毒グモのセアカゴケグモ・クロゴケグモはアシダカグモよりはるかに小さく、動きが遅いのが特徴です。アシダカグモと見分けるのは容易です。

よくある質問

Q. アシダカグモが家にいるということはゴキブリもいる?
可能性は高いです。アシダカグモはエサを求めて家に入ってきます。ただしゴキブリ以外にも小さな虫(コオロギ・ワラジムシなど)を追って入ってくることもあります。
Q. 毎年同じ時期に出てきます。なぜ?
アシダカグモは春から秋に活動が活発になります。暖かくなるとエサの虫も増えるため、この時期に屋外から侵入することが多いです。
Q. アシダカグモを外に逃がしたら、また入ってきますか?
可能性はあります。家の中にエサ(ゴキブリなどの害虫)がいる限り引き寄せられます。侵入経路を塞ぐか、害虫自体を減らすことが根本的な解決策です。
Q. 触ったら噛まれますか?
素手で触ろうとすると防衛反応で噛む場合があります。触れる場合は軍手や厚手のゴム手袋を使い、できるだけコップで捕獲する方法をおすすめします。
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