庭が穴だらけ…モグラの対策方法を徹底解説!効果的な撃退法と予防策
「庭に土が盛り上がった跡が続いている」「芝生に無数の穴が開いた」——これはモグラが地中にトンネルを掘り進んでいるサインです。モグラは見た目は可愛らしいものの、庭の植物の根を間接的に傷め、庭全体の景観を壊す厄介な害獣です。この記事では、モグラが庭に来る理由から、自分でできる具体的な対策・撃退法・予防策まで詳しく解説します。
- モグラが庭に来る理由と生態
- モグラによる庭への被害の実態
- 自分でできる追い出し・忌避対策
- 物理的な侵入防止策(ネット・バリア)
- 業者に頼む場合の判断基準と費用相場
モグラが庭に来る理由
モグラは肉食性で、主にミミズ・コガネムシの幼虫・ネキリムシなどの土中昆虫を食べます。あなたの庭にモグラが来るのは、地中に豊富なエサ(ミミズ類)があるからです。腐葉土や有機肥料を多用しているガーデニング熱心な庭ほど、ミミズが多く集まりモグラを引き寄せやすいという皮肉な現象が起きます。
重要な点として、モグラは鳥獣保護管理法の対象外であるため、イタチや鳥類と異なり、自分で捕獲・駆除することが法律的に認められています(ただし農薬や毒物を使った駆除には別途規制があります)。
モグラによる庭への被害
モグラ自体は植物を食べませんが、その掘削活動が庭に多大な被害をもたらします。
地中でトンネルを掘る際に植物の根が切断・露出され、水分や養分の吸収ができなくなります。芝生・花壇・家庭菜園など根が浅い植物に特にダメージが大きく、植物が枯れる原因になります。
トンネルの上が陥没したり、土が盛り上がった「モグラ塚」ができたりして、芝生の美しさが損なわれます。子どもが遊ぶ庭では、陥没した穴に足を取られてケガをする危険もあります。
モグラが掘ったトンネルをネズミやヘビが利用することがあります。モグラが作った穴がそのまま他の害獣の侵入経路になるケースがあります。
根菜類(ジャガイモ・サツマイモ・ニンジンなど)の根がトンネルにより切断・露出され、直接的な農作物被害につながります。
自分でできるモグラ対策
【忌避対策】モグラが嫌がるものを使う
ヒマシ油はモグラが最も嫌う忌避剤として知られています。水で10〜20倍に薄めてじょうろで庭全体に散布します。ミミズに嫌いなにおいを付け、ミミズがその場所から離れることでモグラのエサがなくなる仕組みです。雨が降ると薄まるため、週1〜2回の散布が必要です。市販のモグラ忌避剤の多くにヒマシ油が含まれています。
地面に刺す振動発生杭は風や電池の力で振動を発生させ、地中のモグラに不快感を与えます。視力がほとんどなく振動に敏感なモグラには効果的な方法です。複数本を間隔を空けて設置することでカバー範囲が広がります。ただし慣れてしまうケースもあるため、設置場所を定期的に変えることをおすすめします。
ニンニクや臭いの強いハーブ(スペアミント・ペパーミント)を庭に植えることで、モグラが嫌う環境を作れます。木酢液をトンネルの入口付近に注ぐ方法も補助的な効果があります。効果は限定的ですが、他の対策との組み合わせで効果を高められます。
【物理的対策】侵入を物理的に防ぐ
庭の地面から30〜50cm下に金属メッシュや防獣ネットを水平に埋めると、モグラが掘り進む際に行く手を阻まれます。花壇や家庭菜園など特定のエリアを守りたい場合に有効です。設置は大掛かりな作業になりますが、一度設置すれば半永久的に効果が続きます。
家庭菜園を地植えではなくプランターや高床式レイズドベッドで行うことで、モグラの根への直接被害を防げます。根菜類を育てる場合は底網付きのプランターが特に有効です。
【捕獲】モグラ捕りを使う
モグラは鳥獣保護管理法の対象外のため、モグラ捕り(筒型トラップ)を使った捕獲が合法です。新鮮なトンネル(土が柔らかい場所)を見つけてトンネルに差し込んで設置します。ただし毎日確認・回収が必要で、捕まったモグラの処分も必要です。設置・回収の手間がかかるため、継続的な対応が難しい場合は業者への依頼も検討してください。
モグラを呼び込まないための予防習慣
- 土を固く踏み固める(硬い土は掘りにくい)
- 砂利・石を多く使った庭づくり
- 防草シートで土面を減らす
- ヒマシ油を定期的に散布
- 振動杭を複数設置
- 腐葉土・堆肥の過剰使用(ミミズが増える)
- 過剰な水やり(湿った土にミミズが集まる)
- 芝生の土を柔らかいままにする
- 穴を埋めるだけで放置する
