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「古い家だからネズミが出やすいのはわかってるけど、いったいどこから入ってくるの?」——築年数が経った家でのネズミ被害は、侵入口が多いことが最大の原因です。ネズミは1cm程度の隙間があれば侵入できるといわれており、経年劣化で隙間だらけになった古い家はまさに格好の侵入経路の宝庫です。この記事では侵入経路の種類・見つけ方・正しい封鎖方法を解説します。
古い家でネズミが侵入しやすい場所ベスト5
① 排水管・配管まわりの隙間(最も多い)
キッチンのシンク下・洗面台下・浴室の配管が壁・床を貫通している部分に1〜3cm程度の隙間が生じることがあります。パイプと床材・壁材の接続部分が経年劣化でゆるんでいるケースが多く、最も一般的な侵入経路です。
② 床下の換気口・通気口
古い家の床下には外部から空気を取り入れるための通気口があります。金属メッシュが破損・腐食していたり、そもそも金属製でない場合、そこからネズミが侵入します。床下に入ったネズミは、配管の隙間を伝って室内に上がってくることがあります。
③ 基礎のひび割れ・欠け
コンクリート基礎にひびが入り、隙間が1cm以上になると侵入口になります。古い家では基礎の劣化が進んでいることが多く、特に角の部分・配管の引き込み部分にひびが出やすいです。
④ 屋根・軒下・天井裏への侵入
屋根瓦のずれ・軒天の破損・換気口の劣化などから屋根裏に侵入するルートです。屋根上に木が隣接していたり、電線が近くを通っていたりすると、ネズミが伝って屋根に上がりやすくなります。天井でカリカリ音がする場合はこのルートの可能性が高いです。
⑤ 外壁の割れ目・穴・開口部
外壁の劣化・ひび・換気扇ダクトのカバーの破損・エアコンのスリーブ穴の隙間なども侵入口になります。特にエアコンのスリーブ(壁の貫通穴)のキャップが外れているケースは見落とされがちです。
侵入口の見つけ方:チェックポイント一覧
| 確認場所 | 何を見る |
|---|---|
| シンク下・洗面台下 | 配管と床・壁の接続部に隙間がないか |
| 浴室・洗面所の壁際 | 排水管まわりのパテ・コーキングの劣化 |
| 床下点検口から床下 | 通気口の金属メッシュの状態・基礎のひび |
| 天井点検口から天井裏 | 糞・巣の材料・軒天の破損 |
| 外壁まわり(外側から確認) | 換気口カバーの破損・エアコンスリーブの隙間・ひび |
| 壁沿い・柱の根元 | ラットサイン(黒い油じみ)の有無 |
ラットサイン(壁沿いの黒ずみ)がある場所の近くに侵入口や通り道がある可能性が高いため、まずラットサインを探してから周辺を重点的に確認しましょう。
侵入口の正しい塞ぎ方
ネズミはプラスチック・木材・スポンジ・発泡スチロールを簡単にかじって突破します。必ず金属素材で封鎖することが重要です。
素材別の使い分け
| 隙間の種類 | おすすめの封鎖素材 |
|---|---|
| 配管まわりの小さな隙間 | ステンレス金属たわし→ウレタンフォーム→金属テープで仕上げ |
| 通気口・換気口 | ステンレス製金属メッシュ(目幅6mm以下)に交換 |
| 基礎・外壁のひび | モルタル・コーキング剤で埋める(大きい場合は業者へ) |
| 広い開口部・穴 | パンチングメタル(金属板)をビスで固定 |
中にネズミが残っている状態で侵入口を塞いでしまうと、ネズミが室内に閉じ込められます。壁や天井の中で死んで腐敗臭が出たり、脱出しようとしてかじり痕・騒音が激しくなることがあります。粘着トラップ・毒餌を設置して個体数が減ったことを確認してから封鎖作業を行ってください。
自分でできる範囲と業者に頼むべき状況
| 状況 | 判断 |
|---|---|
| 侵入口が1〜2箇所で特定できた | 自分で封鎖可能 |
| 侵入口が多数・床下や天井裏まで広範囲 | 業者依頼を推奨 |
| 封鎖しても再侵入する | 業者依頼を推奨 |
| 天井裏・床下に大量の糞がある | 業者依頼を推奨 |
| 基礎・外壁の大きな破損がある | 業者依頼を推奨 |
古い家は隙間が多く、素人では見落とす侵入口が存在することがほとんどです。自分で封鎖してもまた出てくる場合は「見落とした侵入口がある」サインと考えてください。
天井裏・壁の中にネズミが侵入している場合、電線の被覆をかじってショート・漏電が発生する危険があります。焦げ臭いがする・ブレーカーが頻繁に落ちる場合は、ネズミの電線かじりを疑い、早めに対処してください。
